ConMas Designer から「EXCEL定義出力」をしようとすると上記エラーが表示され、出力できません。
こちらは 、i-Reporter システム自体に起因するものではなく、外部アプリケーションによる
影響の可能性が高いエラーです。
下記のような原因が考えられます。
原因①:
PCにAdobe Acrobat Readerがインストールされていない、もしくは
Adobe Acrobat Reader以外のPDFビューワーがインストールされている。
対処法:
Adobe Acrobat Readerのみをインストールした状態にする。
原因②:
Office製品のレジストリに問題が発生している。
対処法:
Excelをアンインストールした後、再インストールする。
原因③:
タスクマネージャー上に、起動していないExcelのプロセスが残っている。
対処法:
Excelのプロセスを強制終了する。
※直前に別のエラーが発生していた場合や、Designerが強制終了してしまった場合などに、
Excelのプロセスが残ったままになることがあります。
上記①~③で解消しない場合、ConMas Designerが他のアプリと競合している、または影響を
受けている可能性があります。
原因となっているアプリを無効化 または アンインストールする等で、問題が解消するかどうかをお試しください。
※アプリの無効化/アンインストールについては、貴社情報管理部門のご担当者様へご確認
ください。
【参考】ConMas Designer と競合しているアプリの選定方法
ConMas Designerと競合している可能性があるアプリは、下記1~4の総合的な情報から
絞り込みます。
1 タスクマネージャーで「バックグラウンドプロセス」を確認
1.Ctrl + Shift + Esc で「タスクマネージャー」を起動します。
2.「プロセス」タブで、「バックグラウンド プロセス」を確認します。
3.不明なアプリやリソースを多く消費しているものがないかチェックします。
→ConMas Designerと競合している可能性があるアプリの当たりを付けることができます。
2 スタートアップアプリの確認
1.タスクマネージャーの「スタートアップ アプリ」タブを開きます。
2.常駐しているアプリ(起動していないように見えるが実は動作しているもの)を
確認します。
3.不要なものを無効化して、次回起動後の動作を確認します。
→問題が解消した場合は、無効化した中の何かが原因です。
3 「msconfig」(システム構成)での診断スタートアップ
1.Win + R → msconfig と入力して実行します。
2.「サービス」タブで「Microsoftのサービスをすべて隠す」にチェックします。
3.残った他社製のサービスを一時的にすべて無効化します。
4.「スタートアップ」タブ>「タスクマネージャーを開く」で同様に無効化します。
5.PCを再起動して競合が解消されるか確認します。
→ 競合がなくなった場合は、無効化した中の何かが原因です。
4 イベントビューアでエラーや警告を調査
1.Win + X →「イベントビューア」を起動します。
2.「Windowsログ」>「アプリケーション」または「システム」をチェックします。
3.エラー発生時刻に一致するアプリ名・モジュールなどから、競合しているアプリを
特定します。