カスタムマスターのフィールドを100以上にすることはできません。
運用上で100以上の項目をカスタムマスターで使用したい場合、項目を2つ以上のカスタムマスターに分割し、「デフォルト検索値設定」機能を活用して連携する方法があります。
# 参照マニュアル
帳票定義を作成する > クラスター入力を制御する > ネットワーク設定 > マスター選択デフォルト検索値設定
下記はデフォルト検索値設定機能を活用して、2つ以上のカスタムマスターを連携する設定例です。
■設定例
《カスタムマスターの分割》
100フィールドを超えるカスタムマスターは分割してご用意ください。
このとき、分割したカスタムマスターのレコードキーは同一にします。
例:
レコードキー | 商品名 | メーカー | 梱包形態 | サイズ |
KEY1 | 商品1 | メーカー1 | Pallet | 100 |
KEY2 | 商品2 | メーカー2 | Carton | 200 |
↓
レコードキー | 商品名 | メーカー |
KEY1 | 商品1 | メーカー1 |
KEY2 | 商品2 | メーカー2 |
レコードキー | 梱包形態 | サイズ |
KEY1 | Pallet | 100 |
KEY2 | Carton | 200 |
《クラスター》
・Key:キーボードテキストクラスター
・M1 :マスター選択クラスター
・マスター選択:分割1
・入力フィールド設定:商品名
・マスター画面の表示:データが1件に絞られた場合は・・ON
・C1 :キーボードテキストクラスター(メーカー)
・M2 :マスター選択クラスター
・マスター選択:分割2
・入力フィールド設定:梱包形態
・マスター画面の表示:データが1件に絞られた場合は・・ON
・C2 :キーボードテキストクラスター(サイズ)
《カスタムマスター設定》
・(親)M1 → (子)C1
・(親)M2 → (子)C2
《ネットワーク設定》
・(先行)Key → (後続)M1
※マスター選択デフォルト検索値設定(フィールド名称:商品名)
・(先行)Key → (後続)M2
※マスター選択デフォルト検索値設定(フィールド名称:商品名)
■実際の動作
- クラスターKeyにレコードキー「KEY1」を入力します。
- 「KEY1」を検索値として、カスタムマスターを検索しクラスターM1に「商品1」、クラスターC1に「メーカー1」がセットされます。
- クラスターM2をタップすると、M2に「Pallet」、クラスターC1に「100」がセットされます。