1. i-Reporterナレッジベース
  2. 帳票定義作成(Designer)

一方のクラスターに値が入っている場合、もう一方のクラスターを入力不可にしたい

計算式とネットワークの組合せで設定できます

以下のような設定で、一方のクラスターに値が入っている場合、
もう一方のクラスターを入力不可にすることができます。
計算式クラスタ―を使用して、一方のクラスタ―に値が入っているかどうかを
判定する方法です。

 

【手順】

1. 次のようなクラスターを用意します。
 ・クラスター1:キーボードクラスター
 ・クラスター2:クラスター1に値が入っている場合、入力不可となるクラスター
 ・クラスター3:計算式クラスター

2. クラスター3に、以下のような計算式を設定します。
  <計算式例> 
  =IF(クラスター1="","入力可","")
  ※例として記載した計算式は、クラスタ―1が空白なら「入力可」の文字を返し、
   それ以外の場合は空白を返す式です。

3. ネットワークを設定します。
  クラスター3(先行) → クラスター2(後続)

4. ネットワーク一覧より、手順3のネットワークを右クリックし、
 「ネットワーク制限設定」>「先行クラスター未入力時の後続クラスターの入力制御」
  を「入力不可」に設定します。


 上記設定にて、 クラスター1に値を入力するとクラスター3が"""(空白)となり、
 クラスター2はクラスター3が未入力のため、ネットワーク制限設定によって
 入力が制限されます。