1つの入力帳票を複数端末で同時に開いて編集していないか、ご確認ください。
複数端末で同時に同じ入力帳票を編集してサーバー保存した場合、編集が被ったクラスターは
後から保存した内容で上書き保存されます。
i-Reporterでは、帳票定義ごとに「作成した帳票を排他ロック:する/しない」を設定
することができます。
「作成した帳票を排他ロック:しない」と設定した場合、排他ロックがかからないため、
サーバー保存されている1つの入力帳票を複数の端末から同時に開いて編集することが
できます。
※デフォルト設定は「作成した帳票を排他ロック:する」です。
複数の端末で同じ入力帳票の編集を同時に行いサーバー保存した場合、それぞれの端末で編集
したクラスターのみが更新されます。(差分更新)
各端末で別々のクラスターを編集する分には問題ありませんが、編集が被ったクラスターは
後から保存した内容で上書き保存されます。
そのため、先に保存した方から見ると、自分が入力した値が別の値に変わってしまった状態になります。
! 注意事項
計算式クラスターや時刻クラスターなどの「自動入力されるクラスター」、
「文字サイズ自動調整:する」設定にしているクラスターなど、
アプリ起動時に自動で動作するクラスターは、ユーザーが意図的に編集をして
いなくても「編集した」ものとみなされ、差分更新の対象になります。
# 参照マニュアル
帳票定義を作成する > ConMas Designerで帳票定義を設定する
> ConMas Designerでの帳票定義作成
> 作成した帳票を排他ロック (旧:作成した帳票の同時編集)