ConMas i-Reporterは、システム内の「メニュー表示」や「ボタン名」に使用されるUI言語は
日本語・英語・中国語簡体字・中国語繁体字に対応しておりますが、入力内容の自動翻訳機能
や辞書機能などは備えておりません。
ただし、日付・OKやNGなどのチェック・プルダウンからの選択肢 のみで構成できる入力帳票
(フリーテキスト入力を行わない入力帳票)であれば、帳票定義の作成方法次第で、
「他国語で入力する → 日本語で入力内容を確認する」のように、多言語で運用することが可能
です。
【例】
1シート目:英語で入力を行うシート
2シート目:日本語で1シート目の入力内容を確認するシート
という帳票を例としてご紹介します。
■帳票定義の作成
- 1シート目が英語、2シート目が日本語のページ構成にして、
1シート目と2シート目は同じレイアウトで帳票定義を作成しておきます。 - 単一選択クラスターなどの選択系クラスタ―には「値」と「ラベル」をそれぞれ設定
できますので、「値」→日本語、「ラベル」→英語、のように、異なる言語が対になる
ように選択肢を設定します。 - カーボンコピー機能を使用して、1シート目に入力した値が2シート目に複写されるように
設定します。 - 単一選択クラスターなどの選択系クラスタ―では、入力帳票上に「値を表示」するか
「ラベルを表示」するかを設定できます。
設定は、該当クラスタ―の「入力パラメータ設定」画面>「表示形式」で変更できます。
1シート目では英語表記の方を、2シート目では日本語表記の方を表示するように設定
します。
■入力方法
- 作業者は、1シート目で英語の選択肢を見ながら項目を選択、入力します。
カーボンコピー設定によって、1シート目の入力内容は2シート目に複写されます。 - 確認者は、2シート目に複写された1シート目の入力内容を、日本語で確認することが
できます。
各国にどのような帳票があり、グローバルでどのように管理されたいか、によって
最適な方法をご提案させて頂きますので、詳細は弊社までご連絡ください。