ConMas Designerで「帳票名称自動作成設定」は、サーバーに保存される入力帳票の帳票名称を動的につける機能です。
# 参照マニュアル
帳票定義を作成する > ConMas Designerで設定できる便利な機能 > 帳票名称自動作成設定
帳票定義に「帳票名称自動作成設定」を設定しているのにも関わらず、一部の入力帳票で同設定の動的な帳票名称が反映されず帳票定義の名称で保存されてしまう場合は、i-Reporterアプリで以下のような操作を行っていないかご確認ください。
- i-Reporterアプリの編集画面で「サーバーへ保存し編集終了」等で入力帳票をサーバー保存を実施する。
これにより「アップロードに成功しました」のダイアログが表示される。 - 「アップロードに成功しました」のダイアログにて「OK」を押下せずにi-Reporterアプリを終了させる。
- 次回i-Reporterアプリを起動したときに「編集途中のデータが存在します。編集を再開しますか?」のダイアログが表示され、「再開する」を押下する。
- ダイアログによって開いた入力帳票を「サーバーへ保存し編集終了」等でサーバー保存を実施する。
上記のような操作を行うと、「帳票名称自動作成設定」が反映されていない帳票名称で、サーバーに保存されている入力帳票が上書きされてしまうことがあります。
これは「アップロードに成功しました」のダイアログの画面で「OK」を押下せずにi-Reporterアプリを終了してしまうと「自動バックアップ機能」によってバックアップの入力帳票が作成されてしまうことが影響しております。
# 参照マニュアル
環境の準備 > アプリケーションのインストール > iOS/Windows アプリのインストールと設定 > 一般設定 > 自動バックアップ機能を使う
そのため、「アップロードに成功しました」のダイアログが表示されたら、必ず「OK」を押下してライブラリ画面に戻ってからi-Reporterアプリを終了するようお願いいたします。
なお、i-Reporterアプリの「設定」>「一般」内の「アップロードの確認ダイアログを表示する」を無効にして「アップロードに成功しました」のダイアログを表示せずにライブラリ画面に戻るように設定することでの、同事象の防止も可能です。
# 参照マニュアル
環境の準備 > アプリケーションのインストール > iOS/Windows アプリのインストールと設定 > 一般設定
> 自動バックアップ機能を使う
> アップロードの確認ダイアログを表示する