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時間数クラスターを計算式クラスターで参照すると正しく計算処理してくれない

時間数クラスターの値を計算式クラスターで参照する際、
時間数クラスターの「入力タイプ」が「Numerical」と「Formatted」の場合で
内部的に所持している値が異なります。

「Numerical」は入力された値を単純な数値として扱います。

「Formatted」は入力された値をシリアル値として扱います。

シリアル値は「1900年1月1日」を「1」とし、その日からの通算日数と時刻を数値として表したものです。

時刻クラスターや時刻計算クラスター、年月日クラスター等は内部的にシリアル値で管理されています。

そのため、計算式クラスターで時間数クラスターと他のクラスターとの計算処理を行う場合は、時間数クラスターの入力タイプの設定と、他のクラスターの内部的に管理されている数値を考慮した計算式にする必要があります。

 

例えば計算式クラスター上で「時刻クラスター + 時間数クラスター」の計算処理を行いたい場合は、時間数クラスターの入力タイプを「Formatted」にすれば計算処理が可能です。

対して「数値クラスター + 時間数クラスター」の計算処理を行いたい場合は、時間数クラスターの入力タイプを「Numerical」にすれば計算処理が可能です。