i-Reporterクラウド版 と i-Reporterオンプレミス版 の違いについて、
主なポイントをご紹介します。
【i-Reporter クラウド版 とは】
i-Reporterクラウド版は、i-Reporterを使用するためのサーバー(ConMas サーバー)や
データベースを株式会社シムトップス(弊社)にて構築・管理します。
ConMas Managerのアップデートも弊社で定期的に実施します。
お客様にてサーバーを準備・構築したり、サーバーの管理を行う手間がかからない反面、
サーバー容量や各種データ出力などに以下のような制限があります。
- データ容量(標準ディスク容量)について
クラウド版の標準ディスク容量は、ご契約いただいているログインユーザー数×2GBです。
[例]
5ユーザーでご契約の場合:5ユーザー × 2GB = 10GB
20ユーザーでご契約の場合:20ユーザー × 2GB = 40GB - 自動ファイル出力の出力先フォルダについて
「自動ファイル出力機能(※)」の使用は可能ですが、出力先は弊社で管理する
ConMas サーバー内の指定フォルダとなり、「WebDav機能」もしくは オプションの
「外部連携WebAPI」を使用して出力ファイルを取得します。
クラウドサーバー側にお客様の監視プログラムをインストールすることはできません。
[※自動ファイル出力機能:]
入力帳票をi-Reporterアプリからサーバー保存した際に、入力帳票のCSV、PDF、
Excel、XML、画像データをConMas サーバー内の指定フォルダに出力する機能。 - ConMasManagerからの「データー出力」について
「データ出力機能」は、ConMas Managerから複数の入力帳票データを一括ダウンロード
することができる機能です。
クラウド版の場合は、1回の操作で出力できるデータ数に限があります。
[クラウド版での「データー出力機能」データー出力上限(1操作あたり)]
・CSVのみ出力:5000帳票まで
・CSV+入力クラスター画像および録音データーを含む:1000帳票まで
・PDF:20帳票まで
・Excel:20帳票まで - ビュー参照について
PostgresSQLデータベースへ直接接続してのビューを参照することはできません。 - 外部連携API(オプション機能)のご利用について
外部連携APIの利用も可能です。
ただし、ご契約ユーザー数によって、1回 または 1日の利用容量に制限があります。
# 参照マニュアル
- 入力帳票・データーを出力する > 入力帳票・データーの出力
> 自動ファイル出力機能
> 帳票データー出力機能
【i-Reporter オンプレミス版 とは】
オンプレミス版は、i-Reporterを使用するためのサーバー(ConMas サーバー)やデータベースの準備・構築・管理をお客様にて行っていただきます。
お客様にてサーバーの管理やConMas Managerのバージョンアップを行う必要はありますが、
クラウド版のような標準ディスク容量・各種データ出力などに関する細かい制限は設定して
おりません。
(容量、出力動作などは、ご用意いただくサーバースペックに準じます。)
PostgresSQLデータベースの直接参照や外部システムとの連携も行えます。
クラウド版とオンプレミス版どちらが貴社の運用に適しているか迷われている場合は、
一度弊社営業 もしくは 代理店様へご相談ください。