ご使用されているネットワーク環境にもよりますが、入力帳票のデータサイズが大きい場合、
サーバー保存に時間がかかったり、サーバー保存に失敗することがあります。
根本的な解決策は、その入力帳票の元となった帳票定義の見直しを行っていただくことになり
ます。
フリードロークラスターの数が多かったり、そもそも帳票定義のデータサイズが大きい場合、
その帳票定義から作成された入力帳票もデータサイズが大きくなり、入力帳票のサーバー保存
処理に時間がかかります。
下記のような帳票定義はi-Reporterの処理に負荷がかかる傾向にありますので、計算式の見直しやレイアウトの見直し、可能な場合は定義を分けるなどの対応をご検討ください。
- フリードロークラスターの数が多い場合
フリードロークラスターは全体画像の他に内部画像も保有するため、データ量が大きくなります。
単純な画像添付で問題ない場合は、画像クラスターへの置き換えをご検討ください。 - 計算式クラスタ―が多い場合
入力帳票を開く際に一度すべての計算式を参照するため、計算式が多い場合は入力帳票を
開く動作に時間がかかる傾向があります。
特に、IF文の入れ子の階層が深い場合 や VLOOKUP関数を多用している場合 は高負荷に
なりやすいため、カスタムマスターでの代用をご検討ください。 - Exceでセルを方眼用紙のようにして帳票定義を作成している場合
Excelでセルを方眼用紙のように小さくして作成された帳票定義は、高負荷となり処理が
遅くなる場合があります。
目安として、DesignerからXML形式で出力した際のファイルサイズが10MBを超えると
その帳票は重い部類となり、各種動作が遅くなる傾向にあります。
<参考:XML定義ファイルの出力手順>
1. ConMas Designer にて該当定義を開く
2. 「帳票定義をローカル保存」をクリック
3. 出力したxmlファイルのサイズを確認する