承認クラスターの承認者は下記マニュアルに記述されておりますように、対象の承認クラスターのクラスター権限設定で「編集可能」のグループに設定することで指定します。
# 参照マニュアル
便利な入力機能 > 入力帳票の承認とワークフロー設定 > 承認フロー設定について
> ConMas Managerでの設定 > 承認クラスターのクラスター権限設定
この設定は固定であり、条件等により設定を可変とすることはできません。
そのため、申請者や入力値に応じて承認者を変動させることはできません。
もし1つの帳票定義で承認者が複数いる場合は、それぞれが所属するグループを「編集可能」に設定してください。
これにより入力者に関係なく編集権限をもつ方全員が承認できる状態になりますが、
その上で帳票定義の権限設定の「帳票作成時のユーザーグループ権限設定モード」を利用して、入力帳票自体の編集権限を作成したユーザーによって変えることで、入力帳票を編集できるユーザーを制限し、実質的に承認が可能なユーザーを制限できます。
「帳票作成時のユーザーグループ権限設定モード」については下記マニュアルをご参照ください。
# 参照マニュアル
環境の準備 > 利用ユーザーを設定する > 権限管理 > 帳票定義権限
> 帳票定義権限の設定詳細 > 帳票作成時のユーザーグループ権限設定モード
「帳票作成時のユーザーグループ権限設定モード」を活用した設定例を記述いたします。
【設定例】
◆グループ階層
総務部部長/総務部課長/総務部作業者
人事部部長/人事部課長/人事部作業者
経理部部長/経理部課長/経理部作業者
◆帳票作成時のユーザーグループ権限設定モード
作成ユーザーの所属するグループと、そのグループの上位の階層にあるグループのみに絞る
上記のように設定すると、例えば「総務部作業者」が作成した入力帳票は、「総務部課長」と「総務部部長」に所属するユーザーのみ参照可能となり、他の部に所属する人は入力帳票を参照・編集できず、承認申請に対して承認することもできません。
ご利用の環境の運用にあわせて設定をご検討ください。
※ 補足
オプション機能である「i-Repo WorkFlow」であれば、入力帳票のクラスターに入力した値を条件に承認フローを分岐させることができます。
i-Repo WorkFlowはトライアルが可能です。
トライアルをご希望の場合は弊社担当営業にご相談いただくか、前述製品ページの「お問い合わせ」のフォームよりお問い合わせください。