i-ReporterアプリでバーコードやQRコードを読み取った値をもとにカスタムマスターの値や画像を自動的に表示する動作は可能ですか?
バーコードクラスターを使ってバーコードやQRコードを読み取っている場合は可能です。
バーコードクラスターを先行、マスター選択クラスターを後続にネットワーク設定を行うことで、バーコードクラスターによる読み取り後に自動的にマスター選択クラスターが動作します。
※ 補足
ConMas Designerの「ネットワーク設定」にて、一覧からここで設定したネットワークを右クリック⇒「ネットワーク制限設定」を開き「タブレット操作時に、ネットワーク接続された後続クラスターのインプット部品を自動表示」が「する」になっていることをご確認ください。
なお、デフォルトでは「する」の設定になります。
さらに、以下の設定を行うことでカスタムマスターの値や画像を自動的に表示する動作を実現できます。
- バーコードクラスターもしくはバーコード分解先としたクラスター等を先行、マスター選択クラスターを後続としてネットワーク設定を行い「マスター選択デフォルト検索値設定」でカスタムマスターのレコードが1件に絞られるように設定する。
- マスター選択クラスターの入力パラメータ設定にて「データが1件に絞られた場合は表示しない」を有効に設定する。
なお「マスター選択デフォルト検索値設定」はネットワークの先行クラスターの入力値をもとに、カスタムマスターの絞り込みを行う機能です。
設定方法や詳細は下記マニュアルをご参考ください。
# 参照マニュアル
便利な入力機能 > カスタムマスターを使った入力 > ConMas Designerでの設定 > マスター選択デフォルト検索値設定